MdNでの谷田氏の連載より。
http://www.mdn.co.jp/content/view/4355/52/師匠はじめまして。私の悩みは自分の性格に関することです。たとえば誰かに無礼なことを言われたりすると、たいがいの人はその場でなにかしらの反応をする
ことでしょう。しかし私の場合、その場ではポカーン、エヘヘみたいな反応をしてしまい、相手と別れた後になって怒りがこみ上げてくるのです。一度、後日そ
の怒りをぶつけたことがあるのですが、当人は「はぁ? なんのこと?」「そのとき言えよ!」といった調子で悔しい思いをしました。私の恐竜みたいな性格は
どうしたものでしょうか?(やっちゃん Webデザイナー 28歳 船橋市)
谷田●彼は無知なんです。
――おっと。そうなんですか?
谷田●そう。なにかを言われて即座に「ノー!」と言えるのは、なにがしかの経験があるからで、即座に反応できないのは経験がないからです。そして熟慮した末に怒りがこみ上げるわけでしょう? だから次に似た出来事に遭遇したら即座に反応できますよ。
ここ最近なかった(?)けど、こういう本質的なことをさらっという谷田氏はあらためてすごいと思た次第。
世の中には、他人にストレスを与えるようなコミュニケーションをちょくちょく行う人が、これが結構多くいる。
本人はおそらく無意識的にやっているんだと思うけど、会話の中に相手を小馬鹿にするセンテンスを入り混ぜたり、からかったりする内容を入れないとおさまらないらしい。
または、何か相手に落ち度があったりすると、しつこく指摘(というより嫌がらせ、人格否定な内容)したり。
本人は、意識的には相手のためを思って的なことを思ってるんだろうけど。
これはある種の病気だと僕はおもってるんだけど、相手をいびらないと気が済まない、または相手に心理的負担を与えることで、相手より心理的に優位に立ちたいという思いとかあるんだろうと、思ってる。
ノーマルな人からすると、こういう人にとっさに「嫌なこと」を言われると、ほとんどが「えへへ」となってしまう。
記事にある人のように、あとから「やっぱムカつくわ!」てなかんじで怒りがわいてくるけど、結局また同じことを繰り返すことになる、ことが多い、だろう。
自分の人格を攻撃してくる奴に対してどうしたらよいか、ってことはだれも教えてくれないんだ。だからみな、いわゆる善良な人は泣き寝入りしている人が多いと思う。嫌なことを言われた瞬間は、「場を取り繕うため相手にこびる」というような心理状態になると思ってる。
だからこの相談者のような
>その場ではポカーン、エヘヘみたいな反応
をしてしまうんですね。いわゆる無防備宣言。無意識に降伏状態。簡単に言うと。
そもそも、なんで敵意を向けてきてるやつに笑顔をかえさにゃならんのよ。しかし哀しいかな「エヘヘ」。
僕なんか特にそうだったのでよくわかります。じゃあいったいどうしたらよいかというと、谷田氏のいう
>なにかを言われて即座に「ノー!」と言えるのは、なにがしかの経験があるからで、即座に反応できないのは経験がないからです。
これしかない。手っ取り早い方法は、言われたことが「ヤなこと」だとまずは気づく。これ大事。それがわからないと、またすぐ「エヘヘ」が出てくる。
次に、こちらも「嫌な顔」をすること。
接客の練習で笑顔の練習があるけど、これからは「露骨に嫌な顔」の練習もしてみましょう。
できることなら「はぁ?」または「ぁあ”?」を付け加えるとなおよし。要は、嫌な奴にはこちらもきちんと嫌悪感を出しましょうということです。これはもう訓練するしかない。あしたから鏡を見て、相手に伝わりやすい「嫌な顔」をとっさに出せるようにしましょう。そうすれば無防備宣言をすることもなくなります。
戦うしかないんですね。
不思議なことに、こういうタイプの「ヤな奴」に限ってなぜか友達が多い。
顔が広かったり知り合いが多いんだよね。
なぜかというと、こういう人って根が図々しいところがあるから、初対面でも気軽に友達になったりするんだよね。
なれなれしく。で、お得意の相手を陥れるコミュニケーションで相手を支配していくんです。
ほんとのところの実生活をみると不幸なことが多いけどね。
posted by aprico* at 00:48| 🌁|
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